税関が「マジコン」を指し止めた件

経済産業省は22日、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の海賊版ゲームソフトを違法使用できる機器(マジコン)について、全国の税関当局で21日から輸入差し止め対象に追加されたと発表した。

「マジコン」って言葉自体なじみがなく、このニュースを見てもパッとしなかったが、著作権に関する法規制はどんどん厳しい方向に進んでいる。
たとえば、音楽ファイルの違法ダウンロードは、配信側だけでなく、ダウンロードした人も処罰の対象となる。
しかし、法規制が厳しくとも、それを処罰する方法が確立してない。
まれに違反者が捕まるだけで、取締りの効果はあるものの、実態と法規制は乖離しているといわざるを得ない状況である。

まあ、今後、新しいコンテンツやゲーム機が出るたびこの問題は発生し、著作権違反者と法規制はイタチゴッコのように続いていくことだろう。