中日逆転勝ちで3連勝!井端で追いついてブランコで逆転だ

スポニチアネックス 9月10日(土)20時58分配信
 ◇セ・リーグ 中日4―3横浜(2011年9月10日 ナゴヤD)

 中日が引き分けを挟み3連勝。2点を追う8回、無死満塁から井端の右前打で同点とし、さらにブランコの中前打で勝ち越した。山内が8回3失点で3勝目。横浜は5連敗。7回に筒香の2号2ランでリードしたが、三浦がつかまった。

 中日が苦手の横浜三浦から、1回に先制点を奪った。

 先頭の荒木が四球を選び、続く井端の初球で二盗に成功した。バントで1死三塁とし、3番森野が外角球をしっかりと中前にはじき返し、1点を挙げた。主軸の役割を果たした森野は「いい形で先制点が取れてよかった」と喜んだ。前回の対戦まで5試合で白星二つを許している三浦に対し、先手を取った。

 先発の山内は4回に村田に同点弾を許し、7回には筒香に勝ち越しの2ランを許した。だが、中日は8回、大島が安打と盗塁でニ進し、佐伯が四球、荒木が死球の満塁機に井端が同点タイムリーを放ち追いついた。ここで、横浜は三浦をあきらめ、篠原に交代。森野が左飛で1死後、ブランコが3番手・江尻から中前タイムリーを放ち逆転に成功。9回は岩瀬が押さえ26セーブ目。中日は3連勝で貯金3とした。

 この日「2番・二塁」で先発し、きっちり役割を果たした井端はヒーローインタビューで「プレッシャーのかかる場面でしたが、最高の形にできてよかった。3年ぶりくらいのお立ち台ですが、また明日も上がりたいですね」と笑顔。

 このところ好投しながらも勝ち星に恵まれなかった山内も「今日は粘りきれなかったけれど、チーム全員に逆転してもらって感謝です」と語っていた。