対巨人 勝ち越し

今年の優勝は、巨人・阪神の2強に対しての勝ち越しがなんと言っても大きかった。
白井オーナーから、来年も巨人に勝ち越して欲しいと厳命があったようだ。


落合監督に厳命「来年も巨人に勝ち越せ!!」…中日

 中日・落合監督が10日、名古屋市内で白井オーナーにシーズン終了の報告を行い、契約を更新した。来季が3年契約の最終年になる指揮官は「期待に反してすみませんでした」と日本シリーズ敗戦をわびたという。

 白井オーナーは「私が要求していたのは、巨人軍に勝ち越してペナントに勝ってほしいということ。(来季も)とにかくジャイアンツに勝ち越せ。それが本当に強い球団になる第一歩」とリーグ優勝をねぎらいながら、今季15勝9敗と圧倒した巨人に2年連続で勝ち越すよう指令した。

 また、来季で落合監督との契約が終了することについて、西川球団社長は「今、考えることではない。来年、いろんな状況を判断すればいい」と契約再延長の可能性も否定しなかった。(スポーツ報知)

しかし、巨人に勝ち越すことは並大抵のことではないであろう。
今年は巨人の投壊に大部分が助けられた。しかし、来年はそうは行かないであろう。
まず、今年大幅に負け越したゴンザレスは、来年は体を作り直してくるはずだ。
そして、12勝5敗 防御率3.00位の成績は修めるはず。
また、怪我で泣いたグライシンガーは、万全な状況で復活すれば、ゴンザレスと同等の成績は残すであろう。
さらに、経験をつみつつある内海は、29才。脂が乗って、投手としてはそろそろ最高の域に達する。もしかしたら、最多勝争いに絡んでくるかもしれない。
最後に、今年前半エース級の活躍をした東野だが、後半のスタミナ不足を露呈した形になった。この反省から、課題は明確。スタミナの増強だ。この課題を確実にクリアされたら、こちらも17勝5敗 防御率 2.75の完投 6,7位はくるであろう。
先発の4本柱は硬い!

さらに後ろは、山口、久保、越智の3枚が安定し、+αで若手が出てくる・・・

巨人も、中日に勝るとも劣らない投手王国になる可能性が十分にある。
とくに、年齢が若いピッチャーが多いので伸びしろがありそうで怖い。

この巨人に来年も勝ち越すには、中日の投手力・守備力・走力、そして打撃力の更なるレベルアップが欠かせないであろう。


おまけで、落合監督のちょっといい話。
http://number.bunshun.jp/articles/-/61719?page=1