四日目の夜

一緒にいるときに幸せを感じる。
家で待っている人がいる幸せは、よく考えると10年ぶりのことなのだ。
子供の頃、家に帰ると両親や兄妹が帰りを待っててくれること。
あの頃は、当たり前で何も感じなかった。
むしろ、ウザったいと感じたり、一人になりたかったり。
でも、この2日間思う。
この幸せは何にも換え難い。いいもの過ぎる。
この10年さみしかったのかもしれない。
本当にヨーコに逢えてよかった。