岩瀬痛恨!落合竜、サヨナラ負け

3位 中日 118 /62 /54 /2 /.534 /1.5 /26 /435 /459 /97 /.254 /3.53

2010/8/28 9:38 配信 デイリースポーツ
 「横浜3‐2中日」(27日、横浜)
 落合竜が最下位横浜に痛すぎる敗戦を喫した。延長十二回、岩瀬が1死一、二塁から新沼に左越えへ痛恨のサヨナラ打を献上した。首位巨人、2位阪神が敗れた中、ダメージが残る1敗だ。
 岩瀬は「甘く入った。結果がすべて」と責任を一身に背負い、厳しい表情を崩さず引き揚げた。落合監督は「ああいうところで行かせているピッチャーで、やられたらしょうがない」と今季3敗目を喫した守護神を思いやった。そのほかの質問には「さっき言った通り」と無言。ナインは一様に重苦しい雰囲気に包まれた。
 同点で迎えた九回以降、拙攻を繰り返した末の悲劇だった。九回は無死一塁から堂上剛が送りバントを失敗し併殺。十回は無死一塁から英智送りバントを試みるも二塁封殺。十一回は無死二塁を生かせず、無得点に終わった。十一回の守りでは、2死二、三塁から、英智が村田の左中間への飛球を横っ跳びで好捕。サヨナラ負けを防ぐ超美守が飛び出し流れを引き寄せたかに見えたが、暗転した。
 残り26試合。首位巨人とのゲーム差は2・5。この悔しさを糧にする猶予は、まだ残されているはずだ。