中日・落合監督、大記録を逃した山井は「あの時とは違う」

3位 中日 110 /59 /49 /2 /.546 /0.5 /34 /412 /430 /93 /.255 /3.52


2010/8/18 22:32 配信 スポーツナビ
 中日の山井大介が18日、大記録達成を目前で逃した。巨人戦に先発した山井は8回まで無安打に抑えていたが、9回に坂本勇人にソロ本塁打を浴びてノーヒットノーランならず。2番手の岩瀬仁紀がその後を抑えて、試合は3対1で中日が勝った。中日は6連勝。巨人は3連敗となった。
 山井は2007年の日本シリーズ北海道日本ハム戦で8回までをパーフェクトに抑えながら、岩瀬仁紀に交代。史上初の継投による完全試合を達成していた。試合後に「やっぱり8回までしか投げ切れませんでした」と笑顔を見せた山井は「巨人が上位にいるので、何とかたたいて1位の座を早く奪いたいなと思って投げました」と力強く言い切った。
 落合博満監督は「そんなに簡単には記録ってのは出させてくれないもんだ」と語り、「あの時(07年日本シリーズ)とは訳が違う。あの時はギブアップだった。今日は球数も少ないし、ギブアップしていない」と状況の違いを説明。「その後に行って抑えるやつが大したもんだ。みんな岩瀬を忘れてる。抑えて当然ってみんな思っているだろうけど、一番重圧がかかってる」と守護神・岩瀬を高く評価した。

取材協力:野球専門タブロイド紙 Baseball Times Weekly